途方に暮れなずむ

途方に暮れていたり、いなかったり。

へこたれない

最近になって、新型コロナの都道府県別新規感染者数をスマホでチェックするようになった。しばらく遠のいていた日課が戻ってきてしまったのだ。

このコロナという病は、本当にいやらしい角度から人間を狙い撃ちするよなぁ、と忌々しく思う。寄せては返す波のように続く攻撃。引いていく波からは「また来るからなー。待ってろよー」という声が聴こえる気すらしてくる。負け犬の遠吠えであって欲しいけれど、残念ながらガチなやつで、いま、またかえって来ている。新型兵器を携えて。

うんざりするけれど、今まで言われてきたことを守って、清く正しく日々を過ごすしかない。

(ふと浮かんだ「清く 正しく」は私の小学校の校歌から引用。まさかこんなことで蘇るとは。ちなみに、「清く 正しく」のあとは、「美しく」と続く)

 

明日は休日。そして、なんとなく手持ち無沙汰。編み物に関しては、しばしの活動休止をひっそりと胸中で宣言していたのだけれど、サマーニットが仕上がった途端、こころにぽっかり、穴。

ハイボールを飲みながら、編み物本とスマホを行ったり来たりして、毛糸を発注。ああでもない、こうでもない、と悩んだ末に選んだのは、超極太のアルパカ混ウール糸。めっきり暖かくなってきたこの季節に、全力で冬物を編む。手や大腿が「あちー」と文句を垂れようが、編む。ゴールデンウィークを清く正しく過ごす予定ができた。美しく、は課題だな。