途方に暮れなずむ

途方に暮れていたり、いなかったり。

山を登る

運動嫌いの私にとっての一大イベントの日。この日のために、コンディションを整えるでもなく、ただただ頭の片隅で重々しくカウントダウンしてきた。

うちから平地をひと駅分相当歩いたところに立ちはだかる山。その中腹に、中くらいの人の通う学校がある。ぜぇぜぇ言いながら校門をくぐったら、まず砂防ダムがお出迎えしてくれる仕様。なんて立地!

 

1時間程度の説明会及び懇談会に参加するべく、出発に向け、盛岡冷麺で鳴門鯛をちびっとやる。それから、束の間のお昼寝。目前のコンディション調整は、こんな感じ。

 

滞りなくミッションを終え、帰宅。勢いのまま取り込んだ洗濯物の上によたりと倒れ込んで、足をあげたら甲の皮が少し剥けていた。普段から履き慣れた靴を履いても、ずたぼろ。地味に痛いよ。あーあ。そして、明日は間違いなく、筋肉痛。

 

でもね、いいこともあった。

私に似て運動がまるでだめな中くらいの人が、体育の授業で伝説をつくったらしい。入学当初、29回だったシャトルラン(←これもじゅうぶん伝説らしかった。ダメな方の)が、3年目にして99回を記録。毎日の通学による鍛錬の賜物だ。

本人曰く、皆と同じようにマスク外しとったらもっと走れたとのこと。唖然。運動する時は、必要に応じてマスクを外すよう伝える。下手したら大変なことになるから。

f:id:yuyakesango:20210429113624j:image

↑盛岡と鳴門のマリアージュ。ちなみに、ゆで卵を作るのが面倒だったため、レンチン半熟目玉焼きを採用。