途方に暮れなずむ

途方に暮れていたり、いなかったり。

陰の功労者

留守中の自宅で、ひっそりと進行していたプロジェクトの話。

 

少し前に遡るが、ここ数年、欲しい欲しいと思いつつも出会いに恵まれず、おあずけ状態にあった白い靴をついに購入した。出会ったのは、ナローな子。普段よりワンサイズ上げてもなお、甲高幅広の厄介な足にはいささか不安の残るサイズ感ではあったが、店員さんの「伸びてきます」という言葉を信じて、心を決めたのだった。

日中はぴったり、夕方になると破裂しそうな私の足(特に左)。フットベッドを取り除いてしまって、代わりに薄めのインソールを敷けば、とても心地よく履ける。けど、これではビルケンシュトックを買った意味がないではないか。

そんなわけで、連休中、静まりかえった我が家にてシューズストレッチャーに頑張ってもらっていた次第。

 

帰宅後、どきどきしながらストレッチャーを取り外し、いざ足をインしてみる。期待通りの仕上がりに、にんまり。一番大きい(=遠い)穴以外考えられなかった甲部分のベルトもいい具合に伸びて、恥ずかしくない穴(どんなだ?)を使えるようになった。

休み明け、新たな気持ちで出かけることができそう。絆創膏なしで。

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↑色白なべっぴんさん その2