途方に暮れなずむ

途方に暮れていたり、いなかったり。

玉砕

中くらいの人のワクチン接種の予約が取れない。市のインターネット予約では埒があかないので、今日の休みを利用して、あちこち電話をかけまくる。最初のうちは、何曜日がいいだとか、何時なら間に合いそうだとか、頭の中で調整しながら臨んでいたが、連敗が続くうちに指と口が勝手に動いている感じになる。メモを取るべく握りしめていたペンもどこかにやってしまった。以下に断られた理由を記載しておく。

  • ワクチン接種予約受付は終了した。
  • ワクチンの供給がストップしたので、現在は予約受付を停止している。
  • 子どもを対象としたワクチン接種は行っていない。

そんな私を見て、そばでごろごろしていた中くらいの人が「もういいよ。ありがとう」と言う。当初は、ワクチン接種はしないかも知れないと言っていた中くらいの人がせっかく前向きになっているので、どうにか予約できたらと思うのだが。

今日もテレビでは、若者のワクチン接種が進まないと伝えている。その理由は様々だけれど、中には「注射器でマイクロチップを埋め込まれる」とか「打ったところから5G回線が放出される」とか驚くようなデマも。←こんなの信じるほどピュアってすごい、とあんぐり。

まあ、そういうのはおいといて、理由は様々だし、打つ・打たないは、今のところ個人の自由意志だ。ただ、接種を希望していても、予約すらできないというのも事実。おばさんですら挫けそうになるのだから、若者に時間と手間かけて頑張って予約取れや、と言うのも難しいのでは。もし、自分が親元を離れて暮らしている身だったら、どうしただろう。大学や職場で集団接種が行われない限り、接種しようとは思わないかも知れない。オリンピックでも、ワクチン打ってるはずの選手や関係者が続々感染してるしね。

たちまちは、中くらいの人のワクチン接種予約活動に勤しみつつ、引き続きの感染防止対策でやっていくしかないとあらためて思ったりした休日。