途方に暮れなずむ

途方に暮れていたり、いなかったり。

むっつり愉しむ

サミット直前とあって、市内中心部に関して言えば、数分歩けばお巡りさんに出会う状況だ。警察官や警察車両を見かけると、一体どちらから来られたのだろうかと確認するのがすっかり愉しみになっている。

私の見た中で一番遠かったのは、秋田県警のパトカー。そういえば、東北なんちゃらと書かれたバス的な車両も見かけた。陸送?それとも、運転して来られたのか?機会があったら訊いてみたい。警察官については、背中に大きく書かれた文字を見るのは容易いが、問題はすれ違う場合。左胸の辺りに控えめに書かれている文字をあからさまに見るのは気がひけて、さりげなく見るようにしている。が、絶対に絶対にバレている。

 

仕事のこと。一所懸命にやったことが、結果としてとてつもなく見当違いだったことが明らかになり、凹んだ。原因は意思疎通のまずさにあったのだけど、過程で何度か確認はしていたし、振り返ってみても、そもそもの指示から正解に繋がるルートが描けない。どこで間違ったのかといえば、もう出だしから、というしかないのかも知れない。ただ、不思議と腹は立たない。若かったら、「えー、まじか!?」などと言ってぷんすかしていたような気もするが、この年齢になると、とにかく不安が先立つようになるのだ。私は社会で生きる人間として大丈夫だろうか、と。そして、また同じようなことが起こるのではないかといたたまれない気持ちになる。

 

もやもやとしたまま帰路についた。今日はオール福井県警。少し気が紛れた。