途方に暮れなずむ

途方に暮れていたり、いなかったり。

ぼちぼち

年明けは、間違いなくコロナ再燃だとこころに黄色信号を点灯させてはいたけれど、想像していたよりうんと早いペースで新規感染者数が増えた。1月中旬ぐらいから増え始めるかと思っていたら、年明けとともに50オーバーとか。こないだまで0だったのは幻だったか。たしかにクリスマスあたりから、街はコロナ前かと見紛うほどの人出だった。ゴロゴロを引いた若者もたくさん見かけた。あのあたりから2週間か。納得。年末の挨拶で、職場の人と「年明け、次の波が来る前にひっそりと飲もうか」などという話もしたけど、こりゃ当分無理だ。

 

出遅れ感を纏って、近所の神社へ出向く。いざ、というところで、賽銭箱が既に撤去されていることに気づく。いざ、の姿勢だったため、とりあえずそのまま参拝するも、もやもやが拭えない。今年は中くらいの人の行く末をお願いしておかないといけないのに、これでいいのか。願いは伝わるのか。

もやもやは、ナマモノ。育つのだ。

そんなわけで、所用も済ませがてら護国神社へ行くことにした。しかし、読みが甘かった。予想以上の参拝客の多さに驚き、自分が決してそんなに出遅れていたわけではなかったことに気づく。普段、スーパーのレジ以外では極力並ばず生きている私にとっては苦行としか言いようのない行列に並び、お守りをニ体いただいた。本当は一体だけのつもりだったのに、せっかくこんなに並んだのだから、という卑しい気持ちが芽生えたのだ。合格お守りと交通安全お守り。どこかぼんやりした中くらいの人をお守りください。

 

新年早々にファンデーションを落として割ってしまった。粉々。ほろ酔いで化粧ポーチを触った私が悪いのだ。わかっちゃいるが、悲しい。

 

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↑随分前に出雲大社にて購入した張子の虎。今年は主役で、どこか誇らしげ。

 

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↑お友だちの鷽 from 太宰府。先日落ちたアデニウムのお花をのっけて南国ごっこ。悪ふざけも、ぼちぼち。