途方に暮れなずむ

途方に暮れていたり、いなかったり。

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

お酒のこと

久しぶりにお昼に外食。卓上の端末で注文しようとしたところ、酒類が見事なまでにすべて売り切れとなっていた。食事とともにグラスワインが1杯だけ飲みたかったのになあ、とやさぐれる。そして、随分あとになって、緊急事態宣言下の対応だったのではと思い至…

季節

朝。夢を見ていて、はっとする。焦りながらの目覚め。いざ出勤という段になって、自分がこの時期に不適当なウールのセーターとこれまた出勤に不適当なジーンズを履いていることに気づいてパニック!という夢だった。無駄に疲労。 今年もぼちぼち扇子を持ち歩…

タンクトップと月

編み物のこと以外考えずに過ごす。 途中、炊飯器をセットする段で誤ってお米を少しこぼしてしまい、掃除機を登場させるか一瞬悩んだが、簡単に掃き集めて良しとした。 その甲斐あって、お昼には身頃が仕上がる。昼食と午睡を挟んで、肩のはぎと脇のとじに取…

霧中

霧雨の月曜日。傘をさしつつも、満遍なく細かな雨粒を浴びながら出勤する。 毎朝聴いているラジオが、私にはいささか眩しすぎて、くらくらする。例えば、環境問題に取り組んでいる人だとか、誰もが暮らしやすい世界を作ることに尽力している人だとか。とてつ…

週末まとめ

天気良しな週末。来るジメジメシーズンに向け、家のあれこれ。まずは、エアコンのフィルターをきれいにする。それから、寝具カバー類を洗濯。ついでに、布団を夏物に替えようかと思いついたが、これは先延ばしとする。 先週、金曜ロードショー「タイタニック…

大人のふて寝

入浴中、耳に水が入る。 じっとしていればそれほど気にならないが、頭を動かすと何やらぞわぞわと不快な感じがする。 寝る段になって、不届きものめ、観念せい!とばかりに横を向いてとんとんと頭を振ってみるも、一向に出てくる気配はない。綿棒で吸い取る…

Go to したい場所

仕事帰り、街角でGo toイートだかトラベルだかの貼り紙を見かけた。そのどちらとも関わったことがないので、今まで特段気に留めることはなかったが、なんだか懐かしいような気持ちになる。ああ、そういうのあったよね、と。随分昔のことのようだ。 ちなみに…

梅雨の中休み

緊急事態宣言の発出に伴い、今週から週に2日、在宅勤務となった。通勤電車の乗客も以前より少なくなったような印象。混雑しているのは変わりないけど。 週明け初日の月曜日は、朝から職場が大荒れだった。静まり返った中で、怒鳴り散らす人。あまりのことに…

蒸す

外は、糸のように細い雨が降り続いている。 外干しの方が断然気持ちいいのになあ、とぶつぶつ言いながら、洗濯物を浴室に閉じ込め、乾燥機任せにする。それから、部屋の窓を少しだけ開けて、空気を入れ替えを。この行為は、空気の入れ替えと湿気の招き入れの…

梅雨入り

昨年より26日も早い梅雨入り。 コロナの感染拡大の勢いが増し、雨井さんとはまたしばらく会えそうにない。「ランニングの途中、神社に立ち寄り、あなたと中くらいの人の健康をお願いしました」というメッセージが届き、ありがたいけれど、淋しい気持ちでいっ…

節目

ここのところ、仕事が立て込んでいる。 帰宅しては、どうにかこうにかその日の家事をこなし、寝る。そういうのを繰り返して、その他のことが入り込む余裕のない日々。天気はいまいちで蒸し蒸しなのに、自分はなんだか渇いていてかっすかす。ちなみに、無いの…

昔話

中くらいの人が新しいゲームを買った。もう何作も続くシリーズものの最新作だ。 プレイしながら、「過去のゲームはどんな感じだった?」とかあれこれ訊いてくるので、適当に流していたら、「昔のやつ、やったことあるって言っとったじゃん」などと思いの外突…

ヒトまっしぐら

情報番組にて。若者の行動範囲をどのようにして制限するかという問題について、若者文化の専門家という人が、「ちゃんと家にいたらポイントが貯まるアプリとか、3食すべてデリバリーを頼んだらポイントが貯まるアプリを開発したらいい」といった内容の提案を…

デオキシリボ核酸というらしい

『筋読み』読了。 第16回「このミステリーがすごい!」大賞優秀賞作品。 女性モデル殺害の罪で出頭し、起訴目前の商社マン。同じ頃、交通事故に遭った直後に現場から連れ去られた少年。このふたりが同じDNA型を持つことが判明した。殺害現場で証拠として採取…

あとは若い方々にまかせて

『夜は短し歩けよ乙女』読了。 知人に勧められて読んでみたものの、ファンタジーが苦手な私には入り込めない世界観。空を飛んだり、3階建ての電車が登場しても、怯まないハートと柔らかなアタマが求められる。 終始ガラス越しにカオスな作品世界を眺めるも、…

胸を焦がす

当分終わらないんじゃないかと思っていたゴールデンウィークがさよならを告げ、さっさと去っていった。恨めしいまでの逃げ足のはやさ。寂しい。 最終日の昨日は、たくさんの洗濯物を持ってウロウロしたり、ローズマリーの植え替えをしたり、夏糸をほどいたり…

陰の功労者

留守中の自宅で、ひっそりと進行していたプロジェクトの話。 少し前に遡るが、ここ数年、欲しい欲しいと思いつつも出会いに恵まれず、おあずけ状態にあった白い靴をついに購入した。出会ったのは、ナローな子。普段よりワンサイズ上げてもなお、甲高幅広の厄…

ただいま

小さな部屋で、きゅっと小さくまとまって過ごした4日間もついに最終日を迎える。名残惜しそうな様子の中くらいの人を宥め賺しつつ、10時頃に雨井さんの家を出発する。 ふたたび骨付鶏が食べたいと言う中くらいの人の熱い要望に応えて、往路と全く同じルート…

束の間の散策

大移動の翌日。みんな揃ってのんびり朝寝坊。ふたりで出かけて来てもいいよ、という中くらいの人の言葉に甘えて、雨井さんと近くの倉庫街まで歩く。海が近づくにつれ、前に進むのが難しいぐらいの強風に襲われる。大の大人ふたりで、あーれー!だの、カツラ…

奇妙な展開

白紙だった連休の予定が、突如、色づく。 中くらいの人が雨井邸に行きたいという強い意志を表明したため、一旦こっちに来た雨井さんを駅まで迎えに行き、その足で3人揃って雨井邸に向かうことに。蜻蛉返りの雨井さんの総移動距離は、およそ600km。最初は冗談…