途方に暮れなずむ

途方に暮れていたり、いなかったり。

2023-01-01から1年間の記事一覧

おばの霍乱

常々、更年期だか老化だかのうすら調子悪い感じとともに過ごしているが、ここに来て正真正銘の不調に見舞われた。 「あれ?のどが痛いかも」と思ったのは一昨昨日の朝。そこから時間の経過とともに、見事にやられてしまったことを確信した次第である。しかも…

師走の緑たち

街中を歩けば、クリスマスツリーやら鏡餅を目にする。今年も気づけばそんな時期だ。 とりあえず、年賀状は刷っておいた。なんせ年季の入ったパソコンを使うので、毎年必ずと言っていいほどトラブルが発生。年々気乗りしない作業となっているため、早めにやっ…

パクチー由来の奇跡の話

数日前、ふと、日記の様子が普段と違うことに気づいた。 この世界の片隅の片隅で、ひっそりかつ気ままに綴っている日記にやたら星が降った。これは、中くらいの人が塾の自習室に通いだしたこと(ただしテスト期間中限定だったようで、現在は終了)の次ぐらい…

贅沢な祭り

職場の人からパクチーをいただいた。この夏、我が家のベランダで栽培してみたものの、あまりの暑さにやられたか、ひょろひょろとしたのを数回収穫して終わってしまった残念ハーブである。「ちょっとしおれちゃってるかも知れない」と言われたが、しっかりし…

週明けは冷たい雨とともに

つい数日前まで半袖を着て家でごろごろしていたのが嘘のように空気が一変した。 とりあえず、パジャマを長袖長ズボンのものに変えた。そして、ちょうどシーツに掛ける敷きパッドを洗ったタイミングだったことで、中くらいの人と恒例の口論に突入してしまった…

初冬のとある一日のこと

少し前に、職場の人からそれはそれは立派な栗をもらった。生栗は扱ったことがなく、どうしたものかと思案ののち、とりあえず一旦浸水させた上で冷凍しておいたのだった。 北海道産の秋刀魚を買った。焼き魚とともに栗ごはんが食べたくなり、ついにあの栗の出…

連休に思うこと

便りの無いのは良い便り、というが、私の日記もまさにそんな感じなのだよなあ、としみじみ思う今日この頃。調子良く過ごしている時には、あれやこれやの随分下の方に埋もれてしまっている日記を書くという行為。それが、何かのきっかけで狂いが生じてくると…

覚え書き

ここ最近、からだの調子がうすら悪い。苦しい、痛いといったものではなく、なんだかちょっとおかしいなぁ、と感じている状態。 現在、病院へは2ヶ月に一度通っている。健康診断も先月受けたばかり。突然気温が下がったせいかと思っていたところ、昨夜、頻拍…

暑さが収まると妄想は捗る

月が変わり、スマホの通信速度制限も無事解除された。ありがたや。我が家のWi-Fiは脆弱で、たまにネットが使えなくなる。慌ただしい夕方にレシピ検索ができなくて4Gに切り替え、うっかりそのまま動画でも観てしまったのだろうか。今後再びやらかすことのない…

包囲網

ここ最近、スマホの具合がよろしくないなあと思いながら使っていた。ふとひらめきがあり、確認してみると、案の定、通信速度制限がかかっていた。なんと、まあ。画面下部には、ご丁寧に追加購入的なお品書きまで記載されている。おばさんなのに、ひと月分の…

おいとま

延々続くと思われた夏が時折留守をするようになり、少しずつ気温が下がってきた。ひょっとすると、次の滞在先を探していたりするのかも知れない。狂気的な夏だってそれなりに準備とかいろいろあるのだろう。 少し前までの私はと言うと、暑さにやられ、家のこ…

触れてはいけない

我が家には、かつて触れてはならない案件が存在した。過去形になっているのは、それがついに解消されたから。今日はそのことについて記す。 機密性が高い我が家は、冬場に限って言えば、エアコン要らずである(ただし、パネルヒーター的なものは使う)。ただ…

本日もぐだぐだと

相変わらず、暑い。それでも、朝の日陰を歩いている時など、ふと涼しさを感じて「あ、まだ生きていられるかも」と思うようになったのも事実。酷暑は絶望しか生まない。 週末もエアコンの掃除とか頭に浮かぶ家事はあったものの、朝食を終えたあたりですでに汗…

夏は過ぎたと言うけれど

今のこの暑さ、名は「残暑」らしい。ちゃんちゃら可笑しくて、汗しか出ない。 それでも、夜になるとふと虫の声を耳にするようになった。虫はたしかに秋を感じているようだ。ただ、ここ数年、蚊に刺されることがなくなった。もしかしたら、私の血が美味しくな…

休眠したい

連日、本当に暑い。辛うじて仕事には行っているが、それ以外の活動はほぼほぼ休止している。 大好物のマッサージは最後に行ったのが5月半ば(実は、先月、どうにもこうにもからだがしんどくて予約を取ろうとしたが、調整がつかず、他所で60分ほど揉んでもら…

誕生日

おかげさまで今年も無事に誕生日を迎えた。 いつの頃からか自分が何歳になったのかわからなくなり、今朝もトイレでいろんな面からアプローチを試みた次第。とりあえず手っ取り早いのが、中くらいの人の年齢に30を足す手法であるが、核となる中くらいの人の年…

最後の灯火

日常が戻って来た。 朝からうんざりするほど暑い。靴の中に飛び込む砂利を不快に感じながら神社を通り抜け、駅へと向かういつも通りの日々。 夏旅が思いの外楽しかったので(前の日記にちらりと書いたが、もともとは全く違う旅程だった)、その分帰宅後の反…

夏旅 2日目

朝から鶏飯をいただいて、高校生に負けない元気さでチェックアウト。笑 それにしても、今回の旅では、チェックインとチェックアウト時の手続き方法の新しさに面くらった。コロナ禍を経て、タッチパネルでの手続きがすっかり主流になったようだ。旅行といえば…

夏旅 1日目

8月2日(水)から2泊3日の旅に出掛けた。 コロナで自粛した年を除けば、ここ数年は大分にある馴染みの宿を訪れるのがすっかり定番化していた夏旅。今年はいろいろあって、イレギュラーな展開となった。 実は、屋久島を訪れる予定で鹿児島を目指して移動して…

新たな楽しみ

最近、Youtubeをテレビ画面に大映しにして観る術を習得した。 友人から、それ用のコード的なシロモノが売っているという情報は得ていたものの、探す→買う→繋ぐという工程のどこか(もしくは全て)で何かしらハプニングが起きそうな匂いがプンプンしていて、…

うなぎ問答

土用の丑の日ということで、ささやかながら我が家もうなぎを食すことにした。 スーパーの特設コーナーには、鹿児島産¥3,000と中国産¥1,500のうなぎが並べられていた。滅多にないことだからと鹿児島産を手に取った私に「そっち?まじで?」と中くらいの人がス…

夏の威力

夏が本格化して、カープの活躍が著しい。開幕前は方々から最下位予想を集めていた新井監督の采配が大当たりして、なんと10連勝。すごいことだ。すごいことだと思うのは、何もカープ球団だけじゃなくて、そのファンも然り。仕事終わりの同僚がその足で応援に…

ベランダの攻防戦

ベランダが気に入られてしまった。お相手は、蜘蛛。あまり凝視できないが、足が長くて、からだの中央がアルミホイルみたいにギラギラしている蜘蛛のようだ。そこそこ大きい。 ここ2日ほど、朝起きてベランダに出ると、吊り下げ式の室外機と壁を繋ぐようにし…

深く

激しく消耗する出来事があった。前々から気が重たくはあったもののどうにか滞りなく終わった、と思った瞬間に台無しになった。逃げ場がないということは本当にきつい。何もかも投げ出して、誰にも何も告げずに飛び出したい気持ちになった。けれども、そんな…

梅雨明け

梅雨の終盤、強い風が吹いた。外出中に、スタンドの上に鎮座させていたデシドゥア蓬莱島が転げ落ちてしまった。幸い、土が少々こぼれた程度でデシドゥア他周辺の植物たちは無傷だった。枝が放射状に伸びる性質なのでスタンドの上がもってこいの場所だったけ…

梅雨明け間近の連休

最後のお一方のお目覚めとともに、ベランダが一層にぎやかになった。思い返してみると、アデニア・グラウカは梅雨が始まる頃に、フィランサス・ミラビリスは梅雨が終わる頃にようやく芽吹いた。ひょっとすると、梅雨がきっかけになるのかも知れない。来年も…

夏の気配

通勤途中、今年初めて蝉の抜け殻を見かけた。夏はもう目前。 日焼けで痛い目にあった中くらいの人は、クラスマッチ2日目。日焼け止め持参で出掛けていった。 そして!出ベソ疑惑のあの子から、ついに新芽が出た。ちゃんと先端のあたりから。昨年までは優等生…

困ったときのアレ

昨日は、中くらいの人がひどい日焼けをして帰ってきた。ここのところ雨続きで、あるんだかないんだか、ぼんやりしていたクラスマッチが決行されたらしい。日中、職場にいた私は、正直、それほどまでに晴れていたのかわからないが、中くらいの人の顔と首と腕…

天気に左右される私たち

止み方を忘れてしまったのではないかと心配になるほど降り続いた雨。 怠さに取り憑かれ、週末は、たびたび窓際の植物棚の前にごろりと寝転がった。床が冷たくて気持ち良かった。雨の合間を縫って、植物の植え替えを行なったり、ベランダにキッチンハーブ用の…

曇天に光るもの

前回の日記に書いたとおり、気分が晴れない。梅雨空が晴れるのが先か、私の気が晴れるのが先か。いや、そもそも私の性格からして、晴れるなんてことはあり得ないのではないか、などと危険な考えに引きずられてしまう。 明け方に目が覚めてしまうのも最近の困…