途方に暮れなずむ

途方に暮れていたり、いなかったり。

夏は過ぎたと言うけれど

今のこの暑さ、名は「残暑」らしい。ちゃんちゃら可笑しくて、汗しか出ない。

それでも、夜になるとふと虫の声を耳にするようになった。虫はたしかに秋を感じているようだ。ただ、ここ数年、蚊に刺されることがなくなった。もしかしたら、私の血が美味しくなくなっただけかも知れないが、中くらいの人も虫刺されの痒みと闘っている様子はない。酷暑は蚊をも遠ざけてしまったのだろうか。

 

明日から中くらいの人の学校が始まる。思いっきり生活の乱れた若者がようやっと出掛けて行くのは喜ばしいが、毎日の弁当作りが再開することに関しては気が重くて仕方ない。弁当作りなど幼稚園でお仕舞いだと思っていたので、まさか高校生になって再び煩わされるとは。世のお母さんはすごい。私は、できることなら今すぐにでも脱却したい。私の作る弁当は正真正銘最低レベルのシロモノなんだけれども、いつの日か中くらいの人が懐かしく思う日が来るのだろうか。

ちなみに、自分用にはスープジャーにオートミール他いろいろなものをぶち込んで持参している。最近はもっぱら冷やし茶漬け風だったり、そんな感じ。

 

5月に胴切りした柱サボテンが新芽を出さなくて、さすがに気になっている(揷し木した方は無事に活着した模様)。ネットで調べてみても、「元気な株であれば新しい芽が出てくる」ぐらいのことしか書かれておらず、モヤモヤしている。この件についてお悩みの方はおられないのだろうか。ブランチ仕立ては、夢のまた夢なのか。とは言え、感覚としてはそこそこ長い間楽しみに待ち続けているのだけれど、こうして考えてみるとまだ3ヶ月ぐらいのことか。気長に構えていたら、忘れた頃に芽を出すかな。

 

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アデニウム・アラビカムの花がまた一輪。真ん中のストライプみたいな模様が嘘っぽい笑