途方に暮れなずむ

途方に暮れていたり、いなかったり。

曇天に光るもの

前回の日記に書いたとおり、気分が晴れない。梅雨空が晴れるのが先か、私の気が晴れるのが先か。いや、そもそも私の性格からして、晴れるなんてことはあり得ないのではないか、などと危険な考えに引きずられてしまう。

 

明け方に目が覚めてしまうのも最近の困りごと。本来の起床時間の30分そこら前であれば諦めもつくが、1時間とか1時間半前に目が覚めてしまい、そこから眠れないというのは、なんだかなぁといったところ。今朝も3時50分に覚醒。そこからは本を読んで過ごした。ちなみに、今読んでいるのは、永瀬隼介『君に銃は似合わない』。私の好きな男臭ムンムンの警察小説にクスクス笑い要素を少々織り交ぜた感じの作品を書かれる作者さん。最近のお気に入りだ。

 

そんな状況下で辿り着く先は、物言わぬ植物。近況としては、概要欄だの目次だのがどこにあるかも分からないおばさんが、ついに動画鑑賞をするようになった。よそ様の植物を観せていただいて、ひたすらゆるんでいる。

ひとつ、いいこともあった。アデニア・グラウカの揷し木からやっとこさ新芽が出た。長すぎやしませんか、休眠。生きているのか死んでいるのか分からず、6月に鉢から抜いて根っこが無事なことを確認してはいた。その後も状況が変わらないため、ほんの少し剪定をしてみた。すると、どうだろう、ようやくお目覚めになった。

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↑グラウカの揷し木はなかなか太らないらしいが、見事なまでのグラマー体型。緑のひよ子っぽい。

 

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↑昨年4月。揷し木した頃はこんな感じだった。その後、上部の枝っぽい部分は剪定した。つまり、土から覗いている指の先ほどの部分がひよ子化した。にしても、この子は毎年どんどん剪定していかないと眠り続ける体質なのだろうか。じーちゃんや私と同様に「どこを切るの?」な子(6/28の日記参照)なのかも知れない。

 

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↑おまけ。右側が我が家にお迎えした頃のグラウカ。ほっそい緑色の部分が、いまやひよ子。