途方に暮れなずむ

途方に暮れていたり、いなかったり。

本日もぐだぐだと

相変わらず、暑い。それでも、朝の日陰を歩いている時など、ふと涼しさを感じて「あ、まだ生きていられるかも」と思うようになったのも事実。酷暑は絶望しか生まない。

週末もエアコンの掃除とか頭に浮かぶ家事はあったものの、朝食を終えたあたりですでに汗をかき、無理だ無理だと唱えているうちに数時間(しかも不快な)が過ぎていた。とりあえず、掃除機をかけること、煮卵を作ることは成し遂げた。さっさとエアコンをつければもっと効率的に動けるのに、と全くもって真っ当な考えが常に頭にありはする。けれど、エアコンを24時間稼働させるということに難色を示さずにはいられない昭和世代である。

 

美容院のお盆休みが明け、ようやく髪を切ることができた。実に2ヶ月ぶり。私にしてはよく我慢した。気に入っていたK-POPっぽい(私はその辺りに疎いが、なんとなく韓国の男の子っぽい)髪型から離脱するのは名残惜しかったが、タイミング的にちょうど良さそうなため、前髪は伸ばしていくことにした。

帰り道、さっぱりした頭で歩いていると、あるお宅の玄関先にトックリランの鉢植えが置かれているのに気づいた。何度も通っていたのに気づかなかったのが不思議なくらい立派なトックリラン。株元がきれいな球状に膨らんでいて、そこからすっくと真っ直ぐ伸びる幹が美しい。うちのトックリランは、株元も幹もなかなか個性的な姿をしており、美しさとはちょっと違う方を向いている。ただ、カーリーな葉の可愛さは天下一品。吟味に吟味を重ねてお迎えした一鉢である。何はともあれ、近所を歩く際の楽しみがひとつ増えたのは良いことだ。

 

f:id:yuyakesango:20230831195716j:image

久々の切り花。花屋さんにお客さんがいないと、「チャンス!」とばかりについつい立ち寄ってしまう。周りに人がいると、なんだか焦ってしまうから。