途方に暮れなずむ

途方に暮れていたり、いなかったり。

初冬のとある一日のこと

少し前に、職場の人からそれはそれは立派な栗をもらった。生栗は扱ったことがなく、どうしたものかと思案ののち、とりあえず一旦浸水させた上で冷凍しておいたのだった。

北海道産の秋刀魚を買った。焼き魚とともに栗ごはんが食べたくなり、ついにあの栗の出番となった。鬼皮を剥くのは思ったより簡単だったが、渋皮を剥く工程に手こずった。渋みを恐れるあまり最終的には切り落とす感じになってしまったが、もともと栗の持つポテンシャルに助けられ、とてもおいしい栗ごはんが炊き上がった。平日の帰宅後にやるべき作業工程ではなかったような気もするが、久しぶりにほっこりした自宅飯だった。

 

ぼちぼちベランダの植物を室内に取り込む心づもりをしておくべき時期。最低気温が10度を下回るようになったら、と考えているが、実際にはこのタイミングで新たに植物をお迎えしてしまったりしていて、収まりがつくのかいささか不安でもある。

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新入りのプセウドボンバックス。株元の膨らみ具合も色合いも、すべてがたまらなく愛らしい。来年、新芽の美しい色合いを見るのが今から楽しみで仕方ない。