途方に暮れなずむ

途方に暮れていたり、いなかったり。

連休に思うこと

便りの無いのは良い便り、というが、私の日記もまさにそんな感じなのだよなあ、としみじみ思う今日この頃。調子良く過ごしている時には、あれやこれやの随分下の方に埋もれてしまっている日記を書くという行為。それが、何かのきっかけで狂いが生じてくると、不思議とぷかーっと浮上してくる。内省モードに切り替わるタイミングなのではないかと推測している。ということは、たぶん、きっと、私の日記はうすら暗い雰囲気を纏った文章の集合体なのだろう。

そんなだから、世の中の人々の充実した日々をまとめたブログや動画を見ると、何だかとても異質なものを感じて、びっくりする。特に旅の動画となると、「この人、楽しい瞬間に、冷静かつ緻密にビデオをまわしている!」と考えてしまい、それはもう異次元の行為として映ってしまうのだ。私と同じ人間であるはずの体操選手が、いとも簡単そうにくるくる回っているのを見るのに似ている。そして、異質だからこそ、現実逃避をさせてもらえたり、そこから生気をもらえたりもするのだ。

 

たまたま立ち寄った書店で、三國万里子さんの新刊を見つけた。これはレスキューレメディだ、と解釈して購入した。なかなか本腰の入らない編み物の日々に喝。

 

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11月に入り、葉を落とす植物が多い中、ブーゲンビリアがもう一花咲かせようと頑張っている。