途方に暮れなずむ

途方に暮れていたり、いなかったり。

新たな楽しみ

最近、Youtubeをテレビ画面に大映しにして観る術を習得した。

友人から、それ用のコード的なシロモノが売っているという情報は得ていたものの、探す→買う→繋ぐという工程のどこか(もしくは全て)で何かしらハプニングが起きそうな匂いがプンプンしていて、すっかり棚上げしていた。そんな中、何の前触れもなく、あるアイディアが降りてきた。

「PS5があるじゃない」

いちいちゲーム機を立ち上げないといけないのは些か面倒だが、これならすぐにでも試せるではないか。家族にゲーマーがいて良かった。近年稀に見るナイス思いつきと勢いで取り掛かり、ネットの力を借りてスマホとの同期まで行うことができた。

そんなわけで、動画ってテレビ画面に大映ししてもキレイなのねー、などと感動しながら、植物関連の動画を中心に楽しんいる。

そして、年相応に、肩こりやら腰痛に効く動画なんかも観る。スマホを持ちながら実践するなどということは正直なかなかに難しいが、テレビ画面を観ながらだとうんと楽だ。

「寝たまま」などといったキラーワードの世界でゴロゴロしていたのに、次第に、ストレッチだのヨガだのといった動画がおすすめにあがってくる。「体が硬い人でもできる!」という文句に夢を描き、ホイホイと再生ボタンを押してしまうことも。でも、私はすでに知っているのだ。「これをやってたら、柔らかくなりますからねー」の「これ」からしてできないのだ。画面の中の人がとるポーズと、私がとるポーズは、全くもって別物なのである。ひどい時は、別の生き物にしか見えない。特にプレゼンター(って言うの?投稿者?)がきれいなお姉さんだと、尚のこと。中盤あたりで、悲しい気持ちで停止ボタンを押すのがオチである。整体師のお兄さんやらおじさんに程よく励まされながら、からだのコリをほぐしていくのが、私にはちょうど良い。