途方に暮れなずむ

途方に暮れていたり、いなかったり。

全員集合

いつも電車が一緒の野田さん(勝手な仮名)を最近見かけないなあ、と思っていたら、昨日、久しぶりにいつもの位置に立っていた。よく見ると、足を怪我しているようで、片っぽだけサンダル履きだった。なるほど。それでしばらくお休みだったのか。梅雨時期、何かと大変だろう。早くよくなりますように、とこれまた勝手にお見舞い申し上げる。

 

5月の連休に福岡からお迎えしたモジャマトフィラムが順調に新芽をつけている。あ、また芽が出てきた、と思っていたところ、なんだか少し様子が違うことに気づいた。蕾だ。どうやら花を咲かせようとしているらしい。一体どんな花が咲くのだろうとネットで調べようとしたが、やめておいた。実際に咲くまで待ってみるつもり。嗚呼、うきうきが止まらない。

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そして、出遅れ組のオペルクリカリア・パキプスがとうとう動き出した。去年も日記に書いた記憶があるが、やはり梅雨は寝坊気味の植物がスイッチを入れるきっかけになっているようだ(去年のフィランサス・ミラビリスは相当拗らせていたけども)。これで、今年も脱落する子なく全員集合することができた。なんと素晴らしいことか!いい気になって、昼からビールで祝う。

 

部屋で育てているアロカシア・ジャックリンに新しく大きな葉が誕生した。それ自体はすごく嬉しいものの、バランスが崩れたのか、株全体が傾いてきた。何か支柱になるものを、と思ったが、ちょうどいいものが見つからない。ふと思い当たったのは、「未亡人の菜箸」。いつの頃からか相方が姿をくらまし、使うことなく引き出しに仕舞い込んでいたものだ。いつか相方が出てくるだろうと思って捨てずにいたが、ここらでぼちぼち新しい役に就いてもらうことにした。早速植木鉢にぶっ刺してみると、悪目立ちすることなくいい塩梅。そこはかとなく漂う菜箸感は否めないが、そのうちどこからどう見ても立派な支柱となるだろう。