途方に暮れなずむ

途方に暮れていたり、いなかったり。

ザワつく誕生日

お盆真っ只中、誕生日を迎える。

ちょうど私が生まれた時、父と祖父母は県北で墓参り中だった。田舎の、そのまた山の中にひっそりとある墓場なので、有線放送を使ってあたり一帯に私の誕生が伝えられ、それを受けて、慌てて市内に戻ったと聞いた。

例年は蝉時雨とギラギラの太陽の祝福にいささかうんざり気味な誕生日。一転、今年はまさかの大雨だ。それも、かなりひどい。一昨日から降り続いた雨で、土壌雨量指数が県内の多くの観測点で3年前の西日本豪雨の発災直前と同レベルの数値を記録。土砂崩落の危険性が極めて高い状態だ。高速道路、国道や県道も所々通行止めになっているので、今年の墓参りは中止した。どうか大きな災害が起こりませんように。

無理はしないで欲しいと伝えたけれども、私の誕生日に合わせて遠くからはるばるやって来てくれた雨井さん。先週に引き続き、明朝も交通情報を気にしながら、一段と早い時間に去っていくのだろう。

もう長く日差しを浴びていない気がする。

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↑高校時代の友人から届いたプレゼント。感謝。今まで何個のプレゼントを送りあったことか。ぼちぼちこわいので、数えない!