途方に暮れなずむ

途方に暮れていたり、いなかったり。

どうする雨井さん

雨井さんの誕生日が近いこともあり、久しぶりに休日の街へと繰り出した。

欲しい眼鏡があるということで、目ぼしい眼鏡屋が4軒ほどピックアップされていたが、うち1軒は跡形もなく消えていた。最初、なくなっていることに気づかず、同じ通りを何度か行ったり来たりしてしまった。何度通っても、結局、明確にどこに店があったのかわからなかった。どの店も、「うちはずっと前からありましたよ」とした様子でしれっと軒を並べている。コロナ禍以降、このようなことが多発している。

 

たくさん眼鏡を見てまわったが、結局、雨井さんご所望の品は見つからなかった。

 

それでもどうしても諦めきれない様子の雨井さん。しまいには「ネットでフレームを購入したのち、近場でレンズを入れてくれる店を探す」などという計画を打ち出した。誕生日なのだし、好きなものを買えばいいのだけど、あまりにも危険な香りのする決意表明だ。第一、その眼鏡が雨井さんに似合うのかわからない。かけた途端に「これだ!」と大満足する展開が想像もつかない。なかなかにお高い眼鏡なのもあって、試着なしでの購入は、洋服や靴より随分ハードルが高いように思う。そして、そのこだわりの眼鏡にレンズを入れてくれる店は果たして見つかるのだろうか。一応、そのあたりの懸念をやんわり伝えてみた(強めに言うと凹むタイプ)。

 

どうやらもう少し検討するらしい。周りの方がどきどきするのは何故。

 

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↑とりあえず、恒例のさくらシフォンの会を開催した。