途方に暮れなずむ

途方に暮れていたり、いなかったり。

いただきもの

ものもらいができた。おそらく、人生初。

異変に気づいたのは、昨日の午後のこと。最初は、痛む部位とタイミングが自覚できず、なんとなく顔の左側が痛いなあと思っていた。

夕方には、顔の左上、目のあたりがおかしいことに気づいた。テレビのCMで観た「蓄膿症」という病名が頭に浮かび、ほっぺたの目に近いあたりを触ってみるも、なんだかぴんとこない。そもそも、鼻のトラブルを抱えてもいなかったし。

夜になり、ようやく目頭のあたりに的が絞られ、瞬きをする度に痛みを感じるようになった。もしかして、私は痛みに鈍いタイプなのか。

とは言え、痛みがはっきりしてくると、やはり精神は不安定になる。中くらいの人に「私はどうなるんだろう」だの「もしかして、ここからいろんなものが崩壊するんじゃなかろうか」だのと不穏な言葉を口にして最高にウザがられた。

今朝、起き抜けに鏡を見ると、やはり左瞼の目頭のあたりが腫れていた。眼科を受診するべく、川べりを歩いていたら、なんとなく痛みがましになっているような気がして少し歩みが鈍ったが、仕事が休みである今日のうちに診てもらった方が良かろうというまことに立派な考えを脳内プレゼンして、どうにか眼科に辿り着いた。

眼科医から「ものもらいです」ととても丁寧な診察をしていただいて、抗生物質と点眼薬を処方してもらった。疲れていると罹りやすいのだそう。風邪などひかれないように、とのことだった。繰り返してはたまらない。心に刻んでおいた。

帰宅すると、リプサリスの花が開いていた。

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