接ぎ木に成功した。
増えてぽろりと落ちたマミラリアの子株を袖ヶ浦に接いだのは、先週日曜日のこと。包帯で固定してベランダに安置していたのを、夕暮れ時、ふと確認してみようと思った。当初、一週間はそのままにしておくつもりだったのを2日ほど前倒ししてしまったかたちである。棘に引っ掛けていた包帯をそーっと外し、マミラリアが落っこちることなく活着していることを確認した瞬間、思わず「やったー」と声が出た。たしか、間で1日か2日雨も降ってしまったし、失敗してもおかしくない状況ではあったと思う。とにかく、最近で一番嬉しかった出来事だ。たぶん(なんせもの忘れがひどいお年頃なので、少々弱気)。
ここまで書いておきながら、実は、本当に接ぎたいものは別にある。この冬、大切にしていたユーフォルビア プラティクラダ(通称ゾンビプランツ)の接ぎ木の台木が枯れてしまったのだ。以来、何度か接ぎなおしてみたものの、プラティクラダの枝が細いため、固定するのが難しく、まったくうまくいかない。トライ&エラーを繰り返しているうちに、ぼちぼち心が折れそうな気がしたので、気分を変えるべくマミラリアを接いでみることにしたのだった。
プラティクラダ、どうにかならないものか。ぼんやりと、次は台木の切り方を変えてみようかと思っている。うーん、しかしうまくいくだろうか。暖かくなるのを待ちつつ、もうしばらく考えてから挑戦するつもり。