途方に暮れなずむ

途方に暮れていたり、いなかったり。

棚からバターケーキ

最高気温21℃。薄っぺらな上着すらいらないぐらいの暖かさ、いや、暑さ...まだ桜も咲き揃わぬ3月ですよ。なんてこと!

今月いっぱいで退職する同僚と中華ランチ。気づけば今週二度目の中華。特に中華好きではないけど、たまにはこんなこともある。ちなみに、今日の日替わりは白身魚黒酢炒め。地味めなメニューと思いきや、カリッとしてて思いの外おいしかった。先入観、ダメ、ゼッタイ。そんなことを思い知った年度末間近のお昼休み。

帰宅後、冷蔵庫の中のレモンが腐っていた。ろくに手元を見ずに掴んだものだから、グニャリとした感触に思わず声が出る。嫌なものは見ないようにしたいのだけど、その色の、あまりのコントラストにしばし目を奪われる。3個買ったうちのひとつ。傷でもついていたのかも知れない。生き残りの子を救出、ことなきを得る。

一日の締めくくりは、職場の人からもらった長崎屋のバターケーキ。我らのソウルスイーツよ。丁度、昨日読んでいた本にぐりとぐらのカステラが出てきて、キッチンまわりを類似品を求めて徘徊したんだった。そして、そんなものが都合よくストックされているはずがなく、しゅんとして早めに布団に入ったのだった。願いが通じたかのような展開に、こころ震える。丁重に、そーっと家にお連れしたものの、鞄の中で少々揉まれた模様。されど、味に変わりなし。ありがたくいただく。振り返ってみると、なかなかグルメな一日。

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