途方に暮れなずむ

途方に暮れていたり、いなかったり。

新年明けました

古くからの慣習というのは、馬鹿にできないなあと身にしみた年明け。

年末に崩した体調を立て直し、好き勝手に食べて寝て、という塩梅で過ごしていたところ、8日になって胸やけからの吐き気に襲われた。七草粥の材料も準備していたが、7日は雨井さんが腕に縒りをかけて唐揚げその他もろもろを使ってくれたのだった。ならば翌日に、と日延べした矢先のことだった。粥すら炊けそうにない、と思うほどのむかむか具合ではあったが、その後塾に行く中くらいの人に何も食べさせないわけにはいかず、胃薬を飲んで台所に立った。胃薬とトイレ詣でのおかげで調子は良くなった。

時代は違えど、人間は同じようなことをやらかし続けている。世界の状況を見ても、自分のささやかな生活を見ても、そう思わずにはいられない。

 

↑薬関連の投稿が続くが、決してその手のブログではない。

 

初詣は、弟の住まいのご近所にひっそり佇む小さな神社で。大吉のおみくじと御神木のお守り札をいただいて帰った。引き当てた大吉にほくほくしていたら、「大吉は実はあまり良くないって聞く」などと末吉の雨井さんから水を差すようなことを言われた。それは、大吉を引き当てられなかった人が残念がっている場合にかける言葉だ。大吉を引いた人に言うことではない。密かにむかついたことをここでだけ、表明しておく。

 

こうして改めて綴ってみると、暴飲暴食で胸がむかつき、おみくじ問題でむかつき、なんともむかむかな新年。でも、こんなささいなむかつきで収めておけるとしたら、最高の年明けである。