途方に暮れなずむ

途方に暮れていたり、いなかったり。

家族経営ではない、はず

職場には、多数のお山の大将が存在する。

ひとりひとりは普段は気のいい人でも、大将同士の意思の疎通は極めて困難。こと縄張り問題に関しては、一触即発とはいかないまでも、明らかにおかしな空気が充満し、遅かれ早かれ、私を含むその他大勢は戦国時代の幕開けを肌で感じることになる。異動少なめ、年齢層高めの環境に育まれる大将たち。

職場において、人と人との距離感は特に大事だと思う。代わり映えのない面子だからこその掛け合いや安定感はありがたい一方で、増えて困るのがこころないことば。こころや頭を通過せずに口から飛び出して、人を刺す。致命傷にはならないが、棘のように抜けにくい。刺した方は相手がダメージをくらったことすら気づかず、重ね重ね加害を続けていくことも多い。

今日もそんなシーンに出くわした。家族間のやりとりならまだしも、他人同士の会話で口に出して言うことではないのではないか。感じ方は人それぞれだから、もしかしたら私が引っかかっただけかも知れないけど。

鈍感力がますます求められる今日この頃。