途方に暮れなずむ

途方に暮れていたり、いなかったり。

灯台下暗し

夏から突如初冬にワープののち、思ったよりマイルドな11月を迎えた。欠員が出た職場には新たな人がやって来た。

私は変化に対応する能力が乏しい人間だと自認しているが、まわりの評価は意外と正反対だったりして驚く。自分は自分、という基本姿勢を守りつつ、状況に合わせてうまく立ちまわっている、ように見えるらしい。人とは分からないものよ。

 

ここしばらく、うすらぼんやり体調がよろしくなかったのだが、どうやらアレルギーを発症しているらしい。アレルゲンは、お米。全てのお米がダメというわけではなく、品種改良により生まれた低アミロース系のお米が合わないらしい。言われてみれば、現在、我が家はミルキークイーンを食べている。もちもちした食感が人気のお米である。少々お高い品種がお得に購入できる機会があったので、ほいほいと買ったのだった。これがいけなかった。もともとお米を食べると、いまいちうまく消化できず胃がキリキリと痛むことがあったので、お昼のお弁当にご飯を入れることはないし、夜も滅多に食べないようにしてはいた。しかし、まさかアレルギーだったとは。ササニシキやゆきひかりといった高アミロース系のお米なら大丈夫かも知れないとのこと。次はこれらの品種を選んで買ってみようと思う。

 

ちなみに、私はコーヒーアレルギーでもある。こちらは、コーヒーそのものではなく、残留農薬が悪さをするため、有機栽培のものであれば飲むことができる。ただ、「オーガニックコーヒーしか飲めない」などと言うと、たまに、意識高い系のいけ好かない人認定されることがある。そんな事情もあって、とりあえず、コーヒーは飲めないということにしている。本当は好きなのよ。

 

お米にしろ、コーヒーにしろ、毎日のように口にするものがからだに合わない場合、まずその原因に気づくことからして厄介で、たいていの場合、謎の不調に何年も悩まされることになる。これ以上増えなければいいが。やれやれ。