途方に暮れなずむ

途方に暮れていたり、いなかったり。

意外性

中くらいの人は勉強ができない。

そして、この度「留年するかも知れない人を対象とした補習」を受けるように言われたらしい。勉強ができないことは残念ではある。けれど、私が一番気の毒に思うのは、彼の外見も内面も揃ってくそ真面目であるということ。デキそうなのに実際デキない、というのは彼を苦しめ(てい)るだろうなあ、と思う。どうか腐ることなく生きてほしいと願う。

 

雨井さんからバレンタイン・デーのお返しに植物を貰った。ホワイト・デーは来月。完全にフライングである。しかも、予告までされていた。そういうところ、とても雨井さんらしくて、後で密かにトイレでむふふと笑ってしまった。

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ユーリキニア・カスタネア・スピラリスというらしい。スピラリス(螺旋の意)以外の部分については覚えられそうにない。柱サボテンの突然変異種のようだが、こんな見事なとぐろはソフトクリームかイラストのうんこ以外に見たことない。いや、カタツムリや貝ならあるか。観察しているうちに、意識がどこか遠いところに飛ばされてしまう何とも珍奇な植物である。

ちなみに、棘は螺旋の谷間にお行儀よく生えている。奇っ怪で破天荒でクレイジーなのに規律正しい。ギラウミニアナを初めてじっくり観察した時同様に感嘆し、完全に心を持っていかれた。