途方に暮れなずむ

途方に暮れていたり、いなかったり。

忘れ物注意月間

バレンタインから遅れること一週間。ようやく最後のチョコが私の元から旅立って行った。日頃お世話になりっぱなしの人にお渡しするべく用意していたが、体調不良とのことでなかなか会えずにいたのだった。ようやく、すっきり。

 

 

短いわりにイベントが多い2月。バレンタインの次は、とーさんとかーさんの誕生日がやってくる。あれこれてきぱきとこなせるタイプではないので、この時期は何か忘れ物をしそうでこわい。

去年は簡易マッサージ機をプレゼントした。さあ、今年は何にしよう。散々悩んだ結果、これといった候補がないのと、両親がぼちぼち生活の場を小さくすることを考えだしたのもあって、花を贈ることにした。

というわけで、仕事帰りに青山フラワーマーケットに寄ったところ、なんと閉店していた。嗚呼、ここにもさよならの妖精が。

しばし呆然としたのち、今日は果たすべき目的があったことを思い出し、頭の片隅に浮かんだ花屋さんへ向かった。並木通りを南下、路地に佇む小さなお店。以前からその存在は知っていたものの、なかなか入れずにいたのだった。勝手に抱いていた暗くひっそりとしたイメージとは異なり、アーティスティックな雰囲気の店主さんがとても親しみやすい方でありがたかった。アレンジメントの発送をお願いして帰宅。

 

 

小さな塊根植物、オトンナ・カカリオイデスにそれはそれは小さな蕾がついた。

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塊根から伸びる細いまち針のようなのが、それ。ちなみに塊根は皮革っぽい質感で、うっすらマーブル模様をしている。