途方に暮れなずむ

途方に暮れていたり、いなかったり。

毎日おみやげ

中くらいの人も私も、新たな日々が既にスタートしたけれども、まだまだ軌道に乗り切ったとは言えない状態。今朝も今朝とて、中くらいの人は旅行にでも行けそうなほどぱんぱんの鞄を前に、出かけるぎりぎりまで持ち物に悩み、私は私で弁当箱と格闘したりしていた。

そう言えば、昨日、かーさんとのメッセージのやりとりで、「毎朝の弁当の用意がプレッシャー」と愚痴ったら、「あたしも大嫌いだった」との返信が届いた。そうか、遺伝なのか。でも、かーさんが弁当作りをしたのは、私たち姉弟が幼稚園を卒園するまでだった。その後は、小学校の遠足の時ぐらい。今の私にとっては、羨ましいことこの上なし。

 

そして、そんな初々しくも不安定な日々の真っ只中であっても(だからこそ?)、厄介ごとに愛される男・中くらいの人は、手ぶらでは帰って来ないのである。

下校時の下り坂で、中くらいの自転車(正しくは、中くらいの人の自転車)が、耳をつん裂くようなブレーキ音を発する、というのが今日の土産話であった。「ネットで原因や修理代金等を調べたところ、ブレーキをまるまる交換するしか方法はなく、最低でも1万円はかかるらしいよ」とのおまけつき。ありがとう。

そこから、今の自転車のブレーキ交換をするか、新しい自転車を買うかで、あーでもないこーでもないと堂々巡りをする中くらいの人。残念ながら、こういう時の中くらいの人は、答えを出せない。「とりあえず、しばらくこのままで行ってみる」と先延ばしに先延ばしを重ねる、というのがお決まりのパターンなのだ。

基本的に、自分がいいと思うようにしたらいいのだけれども、そもそも二択で悩んでいるところが、私としては、どうしても引っかかる。

時間もまだ遅くはないので、まずは自転車屋さんに行ってみてはどうかと提案してみた。すると、「すでに調べはついているんだから、そんなの時間の無駄」だの何だのと猛反発。擦った揉んだしたあげく、強情な中くらいの人を近所の自転車屋さんに送り込むことに成功した。その結果、ブレーキの交換にはなったものの、3,800円で直してもらうことができた。ほれ見たことか。

何か問題が起きて、自分で対処法を調べてみたところまではよかったと思う。少し前の中くらいの人は、それすらできない子どもだった。でも、ネットで得る情報は絶対ではないんだなあ。私も植物関係のサイトとか読んでて思うんだけど、意外とフツーの人が書いてたりすること多いし。ブログとかだと、その後の記事に「あれ失敗だった。笑」とか書いてあったりね。がっかりだね。知らない人がそこそこ丁寧な言葉づかいで書いた文章が活字になっていると、ついつい鵜呑みにしてしまうよね。

ネットの情報は、吟味して、参考程度に。その上で、とりあえず手は尽くしてみよう。そのあたりのことを、今回の厄介ごとを通して、中くらいの人が肝に銘じてくれたら嬉しいんだけどなああああ、、、どうでしょうかね、中くらいの人よ。

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↑中くらいの人がまだ小さい人だった頃にゾッコンだったミニカーたち。なぜに大集合?