途方に暮れなずむ

途方に暮れていたり、いなかったり。

鋼のネガティブ

出勤抑制でがらりとしていた職場も今日から通常営業。そうこうしているうちに、5月ももう終盤に差し掛かってきた。 年中五月病っぽい私の血を色濃く継いだ中くらいの人が、時折思い出したように学校での面白くないことを話してくれる。4月に進級して以来継続…

希望は確信に

サミット真っ只中でも、市内中心部に近づきさえしなければ、普段と何も変わらないことを実感した土曜日。 昨夜遅くに帰って来た雨井さんと一緒に買い出しに出かけた。10年以上放ったらかしの保険の相談ができたら、と思い立って、買い物ついでに窓口的なお店…

引き続きザワついている

あれこれ考えた結果、今朝はいつもより2本早い電車に乗って、いつも通りの駅で下車した。地上に出た瞬間、大雨の中、目の前に警察関係車両がでーんと停まっていて、たくさんのバリケード的なものとともにたくさんのお巡りさんの姿が。やはりサミット開催期間…

家にいても、ザワつく!木曜日

G7開催に伴い、職場の出勤者数5割削減を達成するべく、今日は有給休暇を取った。 一昨日コロナワクチンを打って、少々痛かった左腕も随分早く回復した。最初の頃のような熱が出なくなっただけでもありがたい。 さて、早くも夏日が訪れているので、嫌々ながら…

むっつり愉しむ

サミット直前とあって、市内中心部に関して言えば、数分歩けばお巡りさんに出会う状況だ。警察官や警察車両を見かけると、一体どちらから来られたのだろうかと確認するのがすっかり愉しみになっている。 私の見た中で一番遠かったのは、秋田県警のパトカー。…

多忙な週末

金曜日 仕事を午前中で切り上げて、飲みに出かける。初めてのお店で、店内に入ると目の前にわんさと牡蠣が盛られていて、テンションがべらぼうに上がったものの、実際に食べてみるとなんだかそれほどでもなかった。居酒屋の食べ放題・飲み放題だから、まあそ…

近所の犬のこと

駅までの道の途中に犬を飼っているお宅がある。もう何年も何年も通っているというのに、その犬に吠えられることが度々あり、しかもその吠え方が尋常ではないため、心の中で「だめ犬」と呼んでいた。ただ、いつも吠えられるわけではないのは何故だろうと気に…

続・フラワーフェスティバル@わが家

連休そのものがゴールデンじゃなくても、連休明けの怠さと言うか、絶望感はゴールデンなわけで、月曜と火曜はとりあえず這うようにして出勤した(イメージ)。そんな状態だからして、職場では、両日「目が死んでる!目!!」などと指摘を受けた次第。 本日は…

連休のこと

連休が終わった。間に挟まった2日間の威力たるや凄まじく、まったくもって特別感ゼロの連休だった。母の日のプレゼントを買いにショッピングモールへ出かけたこと、プレゼントを持って実家巡りをしたこと以外は、通常の週末となんら変わらなかった。ただ、食…

号泣する人、しない人

同僚の親戚が亡くなった。特別休暇の申請やらのばたばたが小休止した時に、同僚はぼそっと「お通夜やお葬式の間中、私、きっと号泣するんだ」と口にした。「えっ?」と、私。「えっ?」と、同僚。 同僚の話では、この度亡くなったのは、もう十数年だか数十年…

接ぐ(マミラリア×袖ヶ浦)

接ぎ木に成功した。 増えてぽろりと落ちたマミラリアの子株を袖ヶ浦に接いだのは、先週日曜日のこと。包帯で固定してベランダに安置していたのを、夕暮れ時、ふと確認してみようと思った。当初、一週間はそのままにしておくつもりだったのを2日ほど前倒しし…

先日、お好み焼きを食べていた時、だったか定かではないのだけど、交わした会話が頭の片隅に残っている。 「これから二人で今はまだ知らない土地で暮らしたらさ、もっといろんなものを食べ歩けるよ」といったような言葉が雨井さんの口から発せられた。意味は…

すったもんだにふんだりけったり

私は、カセットテープ、CD、SDと変化に富んだ音楽ライフを享受してきた世代だが、今、CDの売り上げは大幅に落ち込んでいるらしい。そう言えば、先日、たまたまタワーレコードを通り抜けたところ、昔の半分ぐらいの広さ(狭さ)になっていて驚いたのだった。 …

週半ば、休日

時折、ざあざあとまとまった雨が降った。最近よくある不安定な空模様。 うちにやって来て以来、ずっと気になっていたトックリラン(ノリナ/ポニーテール)の鉢植えの状態。上からは土が見えないぐらい株が鉢いっぱいに育っていて、どこからどう見ても窮屈そ…

ケーキケーキケーキ

中くらいの人の誕生日当日の木曜日、夜遅くに雨井さんがこちらに到着。私がデパ地下で買って帰ったケーキを、無事皆揃って食べることができた。雨井さんも私も翌日は休みを取っていたので、夜遅くとも、どこかのんびりした雰囲気だった。 金曜日。何で自分だ…

17

黄砂で霞んだ空の下、さくらが散って、藤やハナミズキが咲いている。晴天なら屋外は暖かいが、換気のため窓を少し開けた職場はまだ少し肌寒い。 仕事帰りに立ち寄ったStandard Productsでマハラジャの接木を発見。そこそこの大きさで、色の出かたもはっきり…

大人失格

暴飲暴食が祟って、胃腸の具合がよろしくない。四国から知人が来広して会食、母から呼び出しがあり食事(場所が24時間営業の酒場なので、当然食べるだけでは終わらない)と立て続けに楽しい時間を過ごした代償だと、反省とともに受け入れている。 その上、ズ…

悪癖

夕食と入浴を済ませたあと、テレビ前に寝そべり、いつの間にか寝てしまう。昼寝ならぬ、夜寝。本格的な就寝ではないので、いわば夜食的な扱いであり、これは大変よろしくない状況。わかっている。わかっちゃいるが、やめられない最近の悪癖だ。 一日を終える…

そう簡単には燃えつきないのが人間である

唯川恵『燃えつきるまで』読了。 あらすじ 住宅メーカーで着々とキャリアを積んできた怜子。5年の付き合いになる恋人は、怜子との結婚を望んでくれているが、仕事との兼ね合いで延ばし延ばしになっている。仕事もプライベートも充実していたはずなのに、ある…

光と影

甥っ子が生まれたとの報せを受け、病院へお見舞いに行った。ちょうど4月からのタイミングで、病院側のコロナ対策にまつわるいろいろなルールが変更されたとかで、山あり谷ありだったけれども、どうにか対面することができた。 小さくて、きれいな赤ちゃんが…

恒例のアレに見舞われる

お風呂場の物干し用突っ張り棒が崩壊した。何年かごとに繰り返し起こる悲劇だ。 毎度のことながら肝心のパイプは無傷で、伸縮する部分にはめられたプラスチックが割れてしまった。この、とても小さな破損なのに致命的、という状況が私に与えるダメージは、と…

静寂

送別昼食会が開かれた。会議室にて豪華(やや、ね)お弁当の会。本来ならば飲み会で盛り上がるところ、コロナ対策も緩和されてきてはいますけれど、でもねぇ・・・ということで。挨拶や記念品贈呈が終わり、いざ「いただきます」とマスクを外すとともに始ま…

週末のこと

四国に住んでいた頃に仲良くしていた知人からメールが届いた。来月、用あってこちらに来るので時間が合えばちらりと会わないか、というお誘いだ。中くらいの人が幼稚園に通っていた頃に知り合ったのだから、もうそこそこの付き合いになる。それぞれ懲役を終…

先週土曜日から今週火曜日までうれしいたのしい連休で、好き勝手過ごしていた。ところが、終盤になって、どうにもこうにも鼻が大変なことになってきた。自分の意思とは関係なく、たらーっと水が垂れてくるのである。たぶん、普段の鼻水も意思とは関係なく出…

さよなら会

今月末で退職する方のさよなら会を開いた。 なんせ公私ともに多忙な方なので、スケジュールの合間を縫って、小さなバーでの集いと相成った。夕方の入口、まだ外も明るい時間から、それぞれ3杯ずつ思い思いのお酒を飲みつつ、今までのことやこれからのことを…

ちょっと魔が差した話

ポイ活アプリというものをひと月ほどやってみたのち、さよならした。 かねてより、ソリティアをプレイしている。パソコンでやり始めて、ブランクを挟みながらも、かれこれ20年以上にはなる計算だ。何かを20年もやり続けたら、何だかすごいことになって然るべ…

どうする雨井さん

雨井さんの誕生日が近いこともあり、久しぶりに休日の街へと繰り出した。 欲しい眼鏡があるということで、目ぼしい眼鏡屋が4軒ほどピックアップされていたが、うち1軒は跡形もなく消えていた。最初、なくなっていることに気づかず、同じ通りを何度か行ったり…

いただきもの

ものもらいができた。おそらく、人生初。 異変に気づいたのは、昨日の午後のこと。最初は、痛む部位とタイミングが自覚できず、なんとなく顔の左側が痛いなあと思っていた。 夕方には、顔の左上、目のあたりがおかしいことに気づいた。テレビのCMで観た「蓄…

森のサボテンの春

リプサリスに花がついた。 昨年の春に、葉先がうっすら色づいているのを発見し、これはもしや・・・と期待をして見守った経緯がある。結果的に、それは単なる枝分かれ(葉分かれ?)に終わって、がっかりしたのだった。そんなこともあって、今年は決して浮か…

ウインクの風圧

森沢明夫『大事なことほど小声でささやく』読了。 あらすじ 身長2メートル超、スキンヘッド、プロレスラーばりにがたいのいいゴンママは、昼はジムにて筋肉を育み、夜は「スナックひばり」を営むオカマ。 スポーツジムSABに通い出したことをキッカケに、ゴン…